大きな田んぼが“何枚”(農家はこう言います)も広がる
郊外の田園地帯、直線200メートル程のコンクリート水路が
規則的な間隔で通っています。
水路の幅は50センチ程、縁には平ら部分があって歩きやすく、
足場もしっかりしているのでガサガサも快適です。
田植えの短い期間を除いて流れがほとんどなく、水たまり状態。
水中はコカナダモとアオミドロが繁茂しています。
ここで捕れる魚の種類や割合はその年や季節によってかなり違います。
2019年1月中旬、真冬に何が捕れるか、大きめのザルを使って
ガサガサしてみました。
ガサガサの経験上、「アオミドロのジャングル」がある水路は
淡水魚が越冬していることが多いのですが、理由は不明。
越冬の布団代わりになっているのかもしれません。
アオミドロの下に溜まった泥ごとすくい上げると・・・
2~3匹だと思っていたのが意外と大漁でした。
きれいに撮影できる観察用のアクリル水槽(意外と高値😕)に
捕れた魚を慎重に移します。
多く捕れた方からタイリクバラタナゴ、メダカ、タモロコ(たぶん)。
冬でもオタマジャクシなのはツチガエル、小さなアメリカザリガニ。
そしてゲンゴロウの仲間(もしかするとガムシかも)
タイリクバラタナゴがたくさん棲んでいるので
産卵先の大型二枚貝もどこか潜んでいるはず、
泥底を漁ってみたくなりました。