そのうちの2つはメダカ用ですが、いつの間にか
フナも勝手に繁殖しています。
あとの2つはまるまる5年間、放置していました。
メダカの産卵用に使うマツモが繁茂し、
そこに枯れ葉が積もり、水中はまったく見えません。
マツモと枯れ葉を取り出してからポンプを準備。
20年以上前の製品で最後に使ったのは10年前、
壊れていたらレンタル機材店さんで水中ポンプを
借りるつもりでしたが、無事動きました。
さすがメイド・イン・ジャパンです。
8トン近くの水を抜くのに約3時間かかりました。
マツモと枯れ葉で見えなかった水槽の中は
地元で採った在来種の水生植物、コウホネを
バケツやポットで育てていました。
水をたっぷり含んだ土をすべて取り出すのは重労働(-_-;)
幸い、今回は助っ人のおかげて作業は半分になりましたが、
それでも数日間は筋肉痛でした。
さて生き物探し、この時だけは筋肉痛も忘れます(笑)
これはタニシ、実際はもっとたくさん生き残っていました。
こちらはドブガイ、10年前に8個ぐらい入れた記憶があります。
その中の一個が生きていました。
ドブガイは他に2個ありましたが、死んでいました。
ただ、中身はまだ腐っていなかったので
わり水にと最近まで生きていた様子です。
溶けた田んぼの泥が溜まってトロトロの状態の足元、
魚は泳ぎにくいらしく、おとなしくしていました。
背中が見えるのですぐわかります。
マツモと枯れ葉で埋め尽くされた水中は「酸欠」になって
魚は一匹もいない、という予感もしたのですが、
フナはたくましいですね!!
トロトロの泥にドジョウがいるような気がして
格子状のプレートで魚を探したところ・・・
まさかの・・・、子ナマズ(@_@)
体長11センチなので1、2歳のナマズ。
5年放置していた水槽になぜ・・・
そう言えば・・・
2017年の初夏、田んぼの水路でナマズの卵を採り、
それを室内水槽で育てて15センチぐらいになっています。
今回見つかったナマズも似たようなサイズです。
その時の卵が大型水槽に紛れ込んで育ったと考えるのが
もっとも可能性がありそうです。
コウノトリ説もロマンがあっていいのですが(笑)
結局、5年放置した水槽にはフナ8匹と子ナマズ1匹。
大掃除をした後、
水槽に入れる植物をコウホネからハスに変え、
ここで生きていたフナを4匹づつに分けて戻しました。
これからはフナ専用に。たまたま隣の水槽で産まれたヒブナが
産卵してくれたら育てようと思います。