2019年2月8日金曜日

【解説ブログ】越冬中のナマズの目の前に大好物のミミズを落としてみると…

2017年の夏に卵からふ化させたナマズは

水槽の中で2回目の冬を越えようとしています。

撮影日の家の外はこんな感じです。


古い家なので玄関は外気温並み、水温も自然に近い状態です。


無加温の水槽なのでナマズは越冬モード、ほとんど動きません。

急激な明るさの変化や振動がない限り、何日でも同じ場所にいます。



何かが気になるのか、時々、目だけクルッと動かします。

えら呼吸もほんのわずか、超省エネモードなんでしょうね。



動かないと言っても多少はエネルギーを使っているはず、

冬を元気に乗り切ってほしいと思って大好物のミミズ

ナマズの目の前に落としてみました。


暖かい時期ならヒゲから2~3センチぐらいの範囲に獲物が来たら

大きな口で水ごとガバッと噛みつき、まるごと呑み込みます。

このあたりが噛みつくタイミングです。


ところが・・・



大好物のミミズがヒゲに触っても、目の前にいても無反応。

ほんの一瞬、口元がピクリと動いたので餌の存在には気付いたと

思うのですが、でも結局はムーミン谷の冬でした(笑)



🐟