2019年4月14日日曜日

【解説ブログ】海辺の沼にわなを仕掛けた。エサは煮干し、レバー、みそ…

河口付近にできた湿地帯。十年ほど前は海に流れ込んでいましたが、

今は洪水でせき止められて沼になっています。



この砂浜にはハマヒルガオの他、名前がわからない海浜植物が生えていたり、

アリジゴクの楽園(笑)になっています。


ナマズ、ウグイ、フナ、カニ、エビ等が棲んでいる沼に

自作のペットボトルのわなと市販のわな(お魚キラー)を

仕掛けてみました。


エサは煮干し、鳥のレバー、みその3種類です。

これまでの経験から煮干しに集まるのはエビとカニ。


レバーはナマズとフナやウグイ。


みそはフナとウグイ。

どれも捕れるかどうかは別ですが…


わなを仕掛けて3時間後に引き上げたところ

レバーを入れたペットボトルには獲物ゼロ。


レバーを入れた市販のわなにはウグイの稚魚3匹、

思ったほど入っていません。



煮干しを入れたわなには予想通り、モクズガニ。

ここはエビがよく捕れますが今回はゼロ。

モクズガニに圧倒されて逃げ出したのかもしれません。



大漁だったのはみそを入れたペットボトルのわな。

ウグイの稚魚がたくさん入っていました。





これがワカサギだったらなぁ~・・・、

そんなことを思いながら沼にリリースしました。


まったく捕れないこともあるペットボトルのわなですが

中に一匹でも魚が入るとみそがまき散らされて

魚たちが集まってくる、そんな状況が想像されます。

次回は水中撮影をしてみようと思います。


🐟

2019年4月7日日曜日

【解説ブログ】春、田んぼの排水路でガサガサ。何が捕れた?

4月の初め、少し暖かくなってきたので

田んぼの排水路でガサガサしてみました。



水草やアオミドロが繁茂しているので網は扱いにくく、

この場所はいつもプラスチック製のザルを使っています。


タニシとザリガニは即リリース。

1時間ほどのガサガサで捕れたのは・・・

タイリクバラタナゴ4匹、メダカ(キタノメダカ)2匹、

ギンヤンマのヤゴ2匹、アカハライモリ1匹。






この水路で去年、イモリの「鳴き声」が偶然に収録できました。

それはまるで宇宙生命体が発するビーム音のようでした(笑)

イモリのお腹の色や模様は何となくウルトラマン系のデザイン。

水の惑星に棲む宇宙的な生き物なのかもしれませんね。


🐟

2019年3月31日日曜日

【解説ブログ】公園の汚い溝をガサガサしたら…

あまり管理されていない(ほとんど放置)自然公園。

公園と道の間にコンクリートの溝が作ってありますが、

長年の泥がたまり、何となく汚れた感じがします。



溝をのぞくと雨のような波紋が水面にできていました。

小魚が群れです。実は以前、ここで何度もガサガサしたので

何が捕れるか想像が付いていました。



網を数回入れただけで小魚がたくさん捕れました。

小さなアメリカザリガニと、メダカのそっくりさん、カダヤシ。

ともに海の外から日本に連れてこられた生き物です。


特にカダヤシは【特定外来生物】に指定される厄介者、

メダカの生息域を脅かす存在です。全体の形や大きさは

よく似ていますが、尻びれがメダカと違います。



カダヤシは汚れた環境にも強く、この溝ではメダカと

入れ替わったようです。



カダヤシも好き好んで海を渡ってきたわけではありません。

「蚊を絶やす」という働きに期待した人間の都合でしたが、

今は特定外来生物にされ、うっかり捕った場合には

その場で土に還すのが最善策(殺処分)とされています。

その前にアクリルケースの魚を見ていると

メダカがいることに気づきました。



尻びれが見分けるポイントですが、こうやって見ると

目の雰囲気がかなり違いますね。

もう一度、水中の動画を見なおすとカダヤシの中に

メダカが何匹か混じっているのがわかりました。


子孫を残すためのボウフラ争奪戦、

この汚い溝ではカダヤシが優勢みたいですね。


🐟

2019年3月17日日曜日

【解説ブログ】5年放置した大型水槽の水を抜いたところ… エッ、まさか?

4トン程度の水が入るFRP製の大型水槽が4つ、

そのうちの2つはメダカ用ですが、いつの間にか

フナも勝手に繁殖しています。

あとの2つはまるまる5年間、放置していました。


メダカの産卵用に使うマツモが繁茂し、

そこに枯れ葉が積もり、水中はまったく見えません。



マツモと枯れ葉を取り出してからポンプを準備。


20年以上前の製品で最後に使ったのは10年前、

壊れていたらレンタル機材店さんで水中ポンプを

借りるつもりでしたが、無事動きました。

さすがメイド・イン・ジャパンです。

8トン近くの水を抜くのに約3時間かかりました。


マツモと枯れ葉で見えなかった水槽の中は

地元で採った在来種の水生植物、コウホネを

バケツやポットで育てていました。

水をたっぷり含んだ土をすべて取り出すのは重労働(-_-;)

幸い、今回は助っ人のおかげて作業は半分になりましたが、

それでも数日間は筋肉痛でした。

さて生き物探し、この時だけは筋肉痛も忘れます(笑)

これはタニシ、実際はもっとたくさん生き残っていました。


こちらはドブガイ、10年前に8個ぐらい入れた記憶があります。

その中の一個が生きていました。


ドブガイは他に2個ありましたが、死んでいました。

ただ、中身はまだ腐っていなかったので

わり水にと最近まで生きていた様子です。

溶けた田んぼの泥が溜まってトロトロの状態の足元、

魚は泳ぎにくいらしく、おとなしくしていました。

背中が見えるのですぐわかります。




マツモと枯れ葉で埋め尽くされた水中は「酸欠」になって

魚は一匹もいない、という予感もしたのですが、

フナはたくましいですね!!

トロトロの泥にドジョウがいるような気がして

格子状のプレートで魚を探したところ・・・



まさかの・・・、子ナマズ(@_@)


体長11センチなので1、2歳のナマズ。


5年放置していた水槽になぜ・・・

そう言えば・・・

2017年の初夏、田んぼの水路でナマズの卵を採り、

それを室内水槽で育てて15センチぐらいになっています。

今回見つかったナマズも似たようなサイズです。

その時の卵が大型水槽に紛れ込んで育ったと考えるのが

もっとも可能性がありそうです。

コウノトリ説もロマンがあっていいのですが(笑)

結局、5年放置した水槽にはフナ8匹と子ナマズ1匹。

大掃除をした後、

水槽に入れる植物をコウホネからハスに変え、

ここで生きていたフナを4匹づつに分けて戻しました。




これからはフナ専用に。たまたま隣の水槽で産まれたヒブナ

産卵してくれたら育てようと思います。


🐟